調布飛行場まつりの中でも興味深かったのは、調布市郷土博物館による調布飛行場の歴史パネルの展示でした。
現在、調布、府中、三鷹の三市にまたがる調布飛行場は、1938年頃に関東大震災後の都市計画の一環として計画されたものでした。飛行場の最大の目的は帝都防衛で、通常は予備国際飛行場、航空試験飛行場、陸軍訓練飛行場として活用するという軍民共用の飛行場として1941年に開設されました。
当時、飛行場建設には2年かかったそうですが、実際に工事に携わったのは府中刑務所をはじめとする全国から集められた約1000人の囚人たちでした。
太平洋戦争中は、アメリカのB29に体当たりする特攻隊も調布飛行場から編成され、多くの青年たちがここから飛び立ったそうです。
敗戦後は、米軍に接収され、軍人・家族のための大規模な水耕農場が作られていたこともありました。
日本に返還されしばらくたった現在では、本土と離島(大島・新島・神津島)を結ぶコミューター空港や災害時の緊急医療の空港として利用されています。
<参考資料「2008年飛行場まつり」(調布市郷土博物館)より>
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